第1回「答えは名前の中に」

はじめまして。

これからこのコラムをメインで担当させていただくコンサルタントの青木です。
私自身のプロフィールはページの最後に簡単に書いてみました。よろしければご覧下さい。
 
今回は初回ですので、なぜ私達、NTTラーニングシステムズ(以下、NTTLS)が危機管理ソリューションをご提供しているか、そして、何をめざし、どんなことを大切にしているかをお話したいと思います。

 

実はその答えは社名にあります。私達は「NTT」グループの会社です。NTTはご存知のように、電電公社の時代から日本の通信を支えてきました。通信は、電気、ガス、水道などと並んで”ライフライン”と呼ばれる重要な社会インフラ(基盤)の一つ。日本という自然災害の多い国で、決して止めてはならないインフラの一つを担う企業として、NTTは長い年月をかけて災害対応・危機管理のシステムを作り上げてきました。そうやって培ってきた有形無形の仕組みとノウハウはとても貴重な財産です。私達はグループの一員として、それを多くのお客様に役立てていただきたいと考えています。

 

そしてもう一つが「ラーニング」です。私達はもともと、NTTグループ各社の教育研修を担う会社として設立されました。現在ではNTTグループ以外の多くのお客様のお仕事もさせていただいていますし、教育研修以外にも、システムの構築・運用や映像コンテンツの製作・プロデュースなども手がけていますが、「学び」と「人を育てる」ということが原点にあります。

 

もうおわかりでしょう。私達が日頃、痛感しているのは、「どんな立派な計画や仕組みがあっても、それを動かすのは"人"だ」ということです。そして、それがとても大きな意味を持つのが、まさに「危機管理」の分野なのです。

 

仕事を通じて、お客様が多岐にわたり綿密に作成したBCP(事業継続計画)や防災マニュアルを拝見する機会は少なくありません。でも、いざという時に本当に動かすことができて、実効性があるのか、という目で見直すと、残念ながらYESと言えないケースが多々あります。詳しくお話を聞くと、組織に所属する個人個人の危機意識が希薄であったり、BCPや防災マニュアルの存在すら知らない人が多かったり、組織で中心となって運用すべきリーダーが極めて少なかったり、といった状況がよく見られるからです。

 

せっかく膨大な時間と労力をかけて作ったBCPや防災マニュアルを「絵に描いた餅」にしてはもったいないですよね。魂を入れて生きたものにするためには、使う"人"の育成を避けては通れません。対策本部の構成員となる幹部、各事業や拠点の責任者、現場のリーダー、組織の一人一人も例外ではないはずです。

 

ひと昔前のテレビドラマに「事件は現場で起きているんだ!」という有名なセリフがありましたが、その流れでいくと「現場を回すのは人なんだ!」ということではないでしょうか。

 

NTTという社会インフラを安定的に担い続けてきた企業の一員として、そして、人材育成に長年携わってきた私達だからこそ、必ずお役に立てることがある。多くのお客様と接するなかで、日々私達は意を強くしていますし、手ごたえを感じています。

 

私達にお声をかけて下さったお客様の悩みや課題にしっかりと耳を傾け、安易に施策やシステムを提案することなく、「今」、そして「未来」に向かってお客様が事業を安定的に継続するためには何が必要かを一緒に考えることを私達は大切にしています。そのうえでお客様と良く話し合い、価値を感じていただけるソリューションをご提供する、それが私達のビジネススタイルです。

プロフィール:


シニアコンサルタント 青木朋子

年齢は秘密ですが、平成の初期にNTTに入社し、気がつくとずい分長いキャリアになりました。
月日の経つのは早いものですね。
現在は危機管理やBCPのコンサルティングを担当していますが、元々は人材育成が本業です。
ビジネスや組織の仕組みももちろんですが、その主役である「人」に常に着目しています。
プライベートでは、小学生の男の子の母で、やんちゃ坊主に振り回される毎日です。
昔から好奇心の強い性格なので趣味は色々ありますが、最も好きなのは芝居を見ること。
特にミュージカルと古典芸能(歌舞伎や狂言)が大好きです。
最近では宝塚歌劇の魅力にはまっていて、なかなか抜け出せません(笑)
出身は京都で血液型はAB型と言うと、もれなく「裏表のある二重人格者」というレッテルを貼られるのが悩みです。